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神社境内の主要な場所からの写真を動かしていただくと、360度の景観がご覧いただけます。
(※大欅は360度写真ではございません)

参道をまっすぐに進み、階段を上ったらすぐに拝殿がございます。

本殿は、天正6年(1578)大友宗麟の兵により当社他3社が焼失しましたが、御神体は東光寺北の殿に遷され祀られ、享保5年(1720年)に社殿再建。

天保6年(1835年)に北の殿の一本の大欅をもって現在の社殿が再建されました。

中庭・神楽殿

拝殿から左に周ると中庭、神楽殿がございます。神楽殿では神楽奉納が行われ、中庭では棒術や臼太鼓子踊りの奉納が行われます。

大山祇神社前

拝殿を右側に周ると奥に境内社が祀られております。

中央が山の神である大山祇神社、右側に古我武礼神社、妙見神社、権現神社、左側には目の神様である宮崎市の生目神社の生目大明神と安産の神である神功皇后をお祀りしております。

祇園神社の大欅

樹齢800年と推定される御神木です。

平家追討の命を受けこの地に来た那須大八郎が「これより先は馬で行くことは困難」と馬を降り、当神社で必勝祈願をして椎葉村に向かいました。

その際に植えられた欅が境内に現存しています。椎葉に入った源氏の那須大八郎は平家の鶴富姫を見初められ悲恋の物語が始まりましたが、その起点となったものでもあります。

この欅は五ヶ瀬町の指定天然記念物にも指定されております。