星祭
2025年1月29日
新年1月29日水曜日は祇園神社の「星祭」です。
星祭自体は仏教や密教、九星占術で多く見られますが、祇園神社の「星祭」はこれらとは全く意を異にします。
祇園神社の主祭神は素戔嗚大神です。
当神社は欽明朝時代(530年頃〜)に「祇園社」として創建しましたが、貞観11年(869年)に鞍岡に疫病が流行った時に、京都の八坂神社から素戔嗚大神を勧請し疫病を鎮めてくださいました。
その時に伊弉冉大神、大己貴神(大国主命)ほか11柱の神様を合わせてお祭りし「八坂神社」と称するようになりました。
貞観11年は京都でも疫病が流行っていたようですが、全国的な疫病の年で日本国民の皆さま大変な苦悩の年だったようです。
素戔嗚大神の霊験は凄まじく、あらゆる疫病・厄病を鎮める力を持っていらっしゃいます。
そのお力をいただき、年に一度の疫病退散と家内安全を祈る日が祇園神社の星祭で、お清め・お祓いの儀式を執り行います。
この日を毎年、待っていらっしゃる方も多く、遠くからお祓いを受けにお越しになります。
申込書または電話(0982-83-2008)にて申込受付を行なっています。